ジュエリー感動秘話 ~憧れの指輪~

本誌の冒頭のコラムでも触れましたが、色々なお客様からのメッセージが僕にとっての喜び、そして財産です。

今回のジュエリーのおはなしではちょっと心温まるお手紙を紹介させていただこうと思います。

お母さまから譲り受けたジュエリーをクリーニングさせていただいた友人・岩下さんからのお手紙です。(ご本人の許可を得て掲載させていただいております)

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先日は私の指輪のサイズ直しやクリーニングをしていただき、どうもありがとうございました。

想像以上にキレイになっていて本当にビックリしました。


あのダイヤの指輪は約20年も前に母が購入したもので、相当古いものなのに新品同様になって本当に嬉しく思います。ありがとうございました。

指輪のクリーニングを越野さんにお願いする時に詳しくはお話はしていなかったのですが、あの指輪にはちょっとしたエピソードがあったのです。少し聞いてくださいね。

私が小学校3年生か4年生の頃、母の友人の外商さんが私の実家にあの指輪を売りにきたんです。

その様子を今でも覚えているのですが、母が一目ぼれをして購入したものでした。母はいつもその指輪をつけていて、私に「ダイヤは小さいけれど、とても品が良くて綺麗でしょ?

すごくいいものなのよ。お母さんにピッタリでしょ?」って言ってました(笑)。

私は小学生でしたが、その指輪にすごく興味があって母に頼んで自分の指につけてもらい、その時は嬉しくて、嬉しくてジーっと眺めていました。

母は、「まだ知美には大きいわね。でも大人になったらきっと似合うと思うわ。」って言ってくれました。


私にとっては、幼い頃からの憧れだったんですね。


それが、去年、私が転職して間もない頃、実家に久しぶりに帰省した時のことでした。


母があの指輪を私にくれると言うのです。私はすごく欲しかったし、嬉しかったのですが、どれだけ母があの指輪を気に入っていたかよく知っていたので遠慮しました。


サイズが合わないのなら私が直してあげるから、お母さんがつけてって言いました。でも母はさらにこう言うんです。


「指輪をもらうのに抵抗があるのなら、一生貸してあげる。知美に預けておきたいの。

知美につけてほしいの。」って。私はそこまで言うのならと「わかった。ありがとう。」と言って自分の右手の薬指にはめたんです。


そしたらサイズがピッタリで私は大人になったんだなと思いました。さらに母は「お母さんはこの指輪をつけているといつもラッキーだったの。だから知美もそうなるわ」って。

きっと母は心配だったんでしょうね。私が転職したばかりだったので(笑)。


憧れだった指輪が私の薬指で毎日輝いていて、そしてその指輪には母が私の幸せや成功を願う気持ちがつまっているんです。


そんな思いがたくさんつまった指輪を越野さんにお任せして本当に良かったです。

越野さんに指輪をお渡しする前はそれほど考えていなかったのですが、綺麗になった指輪を見て私は気づきました。こんなに大切な指輪はやはり信頼できる人でないとダメだなと。


越野さんに「大切な指輪なんです。」とお話してお渡ししていたので安心していましたし、きっと大手のお店にお願いしていたらこんな感動はなかったでしょうね。

私はこの指輪を一生つけていこうと思っています。

汚れてきたり、くすんできたりしたらまたクリーニングお願いします。


そして、綺麗になった指輪の話と越野さんの人柄を母に電話で話したところ、是非お願いしたい指輪があるそうです。近々実家に帰り、母の指輪を預かってきますので、また宜しくお願いします。

このたびは本当にありがとうございました!


この手紙を受け取った時、思わず胸が熱くなりました。


涙が出てきそうにさえなりました。


お母さんとの間にある深い絆をこの手紙から感じ取ることが出来ました。


そして、お二人に喜んでいただいたことがこの上なく嬉しくて幸せな気持ちにさせていただきました。このお手紙はきっと僕が仕事を続ける上での支えになることでしょう。
 
岩下さん、ありがとうございました。


そしていつまでもお母さんを大切にしてくださいね♪

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